キャバクラのボーイになろうと決めたら、すぐに面接を受けて働き出したいところですが、その前にお店のリサーチをすることをオススメします。
お店選びに手を抜いてしまうと、せっかく採用されても長く続けることができないかもしれません。
そのお店が、本当に自分に合っているのかを見極めるようにしましょう。

  お店によって客層が悪いことがある

 

「ナイトワークなんだから客層なんてどこでも一緒でしょ?」という考え方をする人がいますが、それは大間違いです。
確かにお酒をお出しするお店である以上、酔っ払いや質の悪いお客さんはどこのお店にも存在します。
しかしお店の立地や業態によって、お店に居つきやすいお客さん層というものがあるのです。

例えば大都市のターミナル駅で沢山のキャバクラが営業しているような立地であれば、観光客や出張のサラリーマン、通りすがりのフリーのお客さんが多く訪れるでしょう。
逆に小さめの地方のキャバクラなら、地元の常連さんがお客さんの中心層といった場合もあります。
そういったお店ごとの特徴を把握して、自分が働きやすい環境を見つけることは非常に大事です。
合わないお店でボーイになってしまったら、すぐに辞めてしまうことになるかもしれません。

  ブラックなお店もあるので注意する

 

また客層以前に、お店の雰囲気自体が合わないこともあります。
ナイトワークの常といってしまえばそれまでですが、キャバクラは上下関係が厳しい縦社会です。
「上の人間が決めたことには絶対服従!」に近いお店もたくさんあります。

また福利厚生に関しても、一部の大グループの系列店以外は、あってないようなもので、求人情報に記載のあった福利厚生は1つも存在していないことも珍しくありません。
基本的に何の保証もしてくれないお店は避ける方が賢明です。
またお店によっては、「所属キャバ嬢とアドレス交換をしたら罰金」といった、中々に無茶な契約書を書かせるようなお店もあります。

  お店を決める前にやって欲しいこと

 

求人情報だけを見てお店の良し悪しを判断せずに、応募する前に実際のお店の様子を確認しに行くことをおすすめしたいです。
出入りしているお客さんの様子や、ボーイやキャバ嬢の態度や風貌を観察していれば、ある程度お店の状況を把握することができると思います。
可能であればお客さんとして入店してみるのもいいでしょう。

実は俺、結構慎重派なタイプで。
ホストが合わなかった経験もあるんだけど、「とりあえず」な考えで働いてまた仕事が合わなかったらそれはそれで色々メンドクサイなと思って今のキャバクラでボーイをする前に客としてキャバクラに行ってみたんだよね。

求人に書いてあるのと実際に目で見て感じるのとではやっぱり違った印象だったし、店の雰囲気とか、これから一緒に働くかもしれないスタッフの様子とかも見れて良かったよ。
だから、少しでも気になる店があって店選びに失敗したくないなら客として行ってみるといいよ。
あと「体験入店」ができる店もあるから、それを利用するのもいいよね!